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「NTTを装った詐欺電話に注意!国際電話で未納料金を請求する業者が急増、消費者庁が警告」

 




消費者庁は11日、多数の相談が寄せられている架空の未納料金請求に関して注意を呼びかけました。この請求は「NTTファイナンス」や「NTT」を名乗る事業者によって行われています。

消費者庁によれば、この事業者は北米の国際電話番号「+1」や「050」のIP電話番号を使用し、「NTT」や「NTTファイナンス」の名前を借りて携帯電話に連絡しています。自動音声や留守番電話、SMSを通じてメッセージを残し、特定の電話番号に折り返すよう指示してくるとのことです。

折り返し電話をかけると、「セリア」「バニラ」「スリム」などの会員サイトや、「スマート」「スノウ」などのアプリケーションの利用料金が未納であると説明されます。「心当たりがない」と伝えても、ウイルスの仕業で登録された可能性があると説明し、消費者に落ち度があるかのように感じさせます。

さらに、「支払わないと裁判になる」「電話を切ると未納を認めたことになる」「法的措置をとる」などと脅し、「一度払ってもそのうち95%は戻る」と安心させ、コンビニで電子マネー10万円分を購入し、ID番号を教えるように指示する手口です。

消費者庁によると、2022年4月から2024年2月までの1年10カ月で架空請求に関する相談件数は6000件に達し、その半数の約3000件が2023年7月以降の国際電話からのものでした。消費者庁が把握しているだけでも220名が支払いを行い、総額は約2億7千万円に上ります。被害額が一番大きいケースは約4000万円(60代男性)です。

消費者庁は、国際電話番号を使った架空請求に注意し、心当たりのない料金請求は無視するよう呼びかけています。




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