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ついに対面!SNSで話題の『カジュアルおばさん』にインタビュー!

 



短い袖の黄色いTシャツにデニムパンツ、そしてハイカットのスニーカーを履いた女性。横には「痛い若作り カジュアルおばさん」という文字が見える。

今週、SNSでこの写真が「#カジュアルおばさん」として大きな話題になった。中にはコーディネートを真似する人も見られ、「楽な格好」といったポジティブな声や、「カジュアルおばさんで何が悪い!」という意見も上がっている。

『ABEMAヒルズ』はこの話題の中心人物に会いに行った。

「カジュアルおばさんです。よろしくお願いします」

カジュアルおばさんのモデルをしていた菊地真貴子さん、43歳。現在はフリーの編集者として活躍し、自身を「おしゃれ迷子」と称している。

菊地さんは今回の反響について「すごく意外だ。かなり昔の画像だったので、どこかから発掘されたのか。ポジティブに捉えている方もいて、『捉え方次第なんだな』と」と驚きを隠せない。

この画像は2023年に「TOKYO REAL CLOTHES」というブログに掲載されたものだ。このブログは「大人はもっと綺麗になれる」をテーマに、大人の女性向けのファッションを提案している。

「カジュアルおばさん」の画像が掲載されたブログのテーマは「大人のロゴアイテムコーデの作り方」で、このTシャツは以前に菊地さんが着ていた私服だという。

様々な意見が寄せられた「カジュアルおばさん」コーデについて、東京リアルクローズ・ディレクターの森村朋子さんにチェックしてもらった。

「この服自体がいけないわけではなく、私も10~20年前にこの格好をしていた。とはいえ、この時代のTシャツは丈が短く、お腹回りが露出してしまう」(森村さん)

そこで、菊地さんに合った服を提案してもらうことになった。

今回、森村さんが提案したのは、脇の下がゆったりとしたデザインのトップスに、裾が広がるブーツカットの暗めのデニムを合わせたもの。「二の腕やお腹を隠したい人にぴったり。淡いジーンズだと膨張して見えるので、濃い色の方が足が細く見える」(森村さん)

年齢と共に体型が変わり、おしゃれを諦めてしまう女性もいる中で、今の体型を生かしたファッションを楽しんでほしいと「東京リアルクローズ」は一人一人に合ったコーディネートを提案している。

ブログには「若い頃の服が似合わない」「若作りに見られたくない」といった声が寄せられ、悩んでいる人が少なくないという。

菊地さんは、ブログを見た人からの「カジュアルを着ていいのか」という疑問や、「40~50代で自分の体型が崩れてくるのでなるべく痩せて見せたい」という要望に応えたいと話す。

ブログでは、その人が持っているアイテムを生かし、何を組み合わせればより魅力的になるかを提案。話題となった画像のページにも、上品な大人カジュアルにまとめるためのコーディネートが掲載されていた。

SNSで起こった大きなムーブメント。その裏には、おしゃれを通して世の女性にもっと輝いてほしいという思いがある。

「綺麗になったり自信が持てたりすれば、目がキラキラしてくる。『大人はもっと綺麗になれる』をテーマに、楽しく毎日を過ごせるよう日々体を張って記事を作っている」(森村さん)

「今でも『これを買っていいのか』『これを私が着ていいのか』とドキドキするが、自分の好きなものを着るという開き直りで新しいものに挑戦している」(菊地さん)



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