【速報】積水ハウス、サイバー攻撃で個人情報漏えい 会員サイトから30万人分、最大54万人分の可能性

 

大手住宅メーカー「積水ハウス」は、会員制サイト「積水ハウスNetオーナーズクラブ」にセキュリティの不備があり、顧客やグループ会社の従業員の個人情報が漏えいしたことを発表しました。漏えいが確認された人数は約30万人で、最大約54万人の個人情報が漏えいした可能性があるとしています。

サイバー攻撃により30万人分の個人情報が漏えい、最大54万人分の可能性 積水ハウスによれば、5月21日にサーバー運営を委託している業者から、「積水ハウスNetオーナーズクラブ」のアクセス数が急増し、高負荷状態が続いているとの報告がありました。

調査の結果、2008年から2011年に使用され、現在は運用されていないページにセキュリティ設定の不備があり、データベースを操作するための言語を利用したサイバー攻撃を受けたことが判明しました。

これにより、サイトのデータベースから顧客のメールアドレス、ログインID、パスワード、および積水ハウスグループ従業員のメールアドレスとシステムログイン時に使用するパスワードが漏えいしたことが確認されました。

サイトは23日午前中に運用を停止し、現在はアクセスができない状態です。

漏えいが確認されたのは、顧客や従業員のメールアドレス、ログインID、パスワードで、計約29万1921人分です。さらに、約53万6247人分の情報が漏えいした可能性があるとしています。

積水ハウスは警察に相談 積水ハウスは、個人情報保護委員会に報告し、警察にも相談しています。対象となる顧客には順次連絡を開始しており、不正ログインを防ぐため、他社のウェブサイトで同じパスワードを使用している場合は、パスワードの変更を呼びかけています。また、情報漏えいに関する専用窓口も設けています。