国内最大級の大麻栽培施設で2000本栽培、5億円相当を押収 密売グループのベトナム人6名を逮捕 埼玉県警

 

国内最大規模とされる大麻栽培施設が摘発されました。およそ2000本、総額5億円相当の大麻を栽培・所持していたとして、ベトナム国籍の男女6人が逮捕されました。

部屋いっぱいに並べられた鉢植えの植物はすべて大麻です。

茨城県古河市にある450平方メートルの倉庫が大麻の密売工場として利用されていました。内部には栽培用の照明や送風機が完備され、外から見えないように周囲は白い板で囲まれていました。

警察は、大麻取締法違反の疑いでベトナム国籍の32歳の男性を含む6人を逮捕しました。彼らは今年4月、この倉庫で販売目的で大麻を栽培し所持していたとされています。

このグループは大麻密売に関与しているとみられ、古河市の倉庫からは約1500本の大麻草が発見されたほか、埼玉県加須市や千葉県野田市でも栽培していたことが明らかになりました。

警察は合計で約2000本の大麻草、末端価格で5億円相当を押収し、密売グループの実態解明とともに、大麻の流通経路を調査しています。

大麻を吸引 体への影響は・・

大麻を吸引することは、身体にさまざまな影響を及ぼす可能性があります。以下に主な影響をいくつか挙げます。

短期的な影響

1. 精神状態の変化: 多幸感、リラクゼーション、または不安やパラノイアを引き起こすことがあります。
2. 認知機能の低下: 記憶、注意力、判断力が一時的に低下します。
3. 身体的影響: 目の充血、心拍数の増加、口の乾き、食欲の増加などが見られます。

長期的な影響

1. 精神的健康: 長期間の使用は、精神的な依存やうつ症状、さらには精神病のリスクを高めることがあります。
2. 認知機能の低下: 長期使用により、持続的な記憶力や学習能力の低下が報告されています。
3. 呼吸器への影響: 大麻の煙はタバコの煙と同様に有害物質を含み、長期間の吸引により呼吸器系にダメージを与える可能性があります。

その他の影響

1. 心血管系への影響: 心拍数の増加や血圧の変動があり、特に既存の心臓疾患がある人にとってはリスクが高まる可能性があります。
2. 運動能力の低下: バランスや協調運動能力が一時的に低下することがあります。

医療用途とリスク管理

医療用途として大麻が利用される場合もありますが、その際は医師の監督のもとで使用され、副作用やリスクが適切に管理されます。

大麻の影響は個人差があり、使用頻度や量、使用方法によっても異なるため、慎重な使用が求められます。