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兵庫県の斎藤知事、音声データが自身の発言であることを初めて認め、特産ワインの受領も認める「特産品のPRを目的に、自宅で飲んだ記憶」と説明。その後の発信については…

 



兵庫県の斎藤元彦知事は19日午前、「特産のワインなどをめぐるやりとり」の音声データが自分の発言であることを認めました。また、ワインを受け取って飲んだとも話しました。MBSが入手した音声データには、「ワインをちょっとまだ私は飲んでいないので、ぜひまた。また折をみてよろしくお願いします」といった発言が含まれていました。

「素晴らしさをPRしたいという趣旨で…よろしくお願いします」

この音声データは、告発後に亡くなった元幹部職員が残したもので、陳述書とともに百条委員会に提出されています。

19日午前、斎藤知事は取材に応じ、自分の発言であることを認めました。

「おととし11月の地域の意見交換会で、上郡町でワインが生産されていることを知り、私はまだ飲んだことがないので、ぜひ折を見て飲んで特産品の素晴らしさをPRしたいという趣旨で話しました。たしか自宅で飲んだ記憶があります」と、ワインを受け取ったことも認めました。

「自宅で飲んだ記憶がある」その後の発信については?

記者が、飲んだワインについてSNSなどで発信したのかと尋ねると、斎藤知事は「発信していない」と答え、「これからいろいろな形で発信していきたい」と述べました。

百条委員会については「文書問題に関する事実関係をしっかり調査、審議することが大事」と述べました。

記者が辞職の意向について再度尋ねると、斎藤知事は「多くの県民から頑張ってほしいという声が寄せられているので、全力で仕事を続けるのが責務」として、辞職を否定しました。

上郡町長も会見「おねだりとは思わなかったが、発言は重い」

一方、兵庫県西部にある上郡町の梅田修作町長も午後に会見を開きました。

梅田町長は、11月中旬に県庁を訪問した際にワインを持参し、町職員が県職員に2本を渡したと明らかにしました。町はワインを購入しておらず、観光協会からPRのために提供されたものと説明しました。

記者が「知事の発言をおねだりだと思ったか」と尋ねたところ、梅田町長は「おねだりとは思わなかった」としつつ、「トップが公の場で発言することは重い。多少影響されて、町としても翌週にワインを持参しました」と振り返りました。


斎藤元彦知事 経歴

斎藤元彦知事は兵庫県神戸市出身で、1977年11月15日生まれです。東京大学経済学部を卒業後、2002年に総務省に入省しました。彼は、佐渡市や宮城県、飯舘村などの自治体でさまざまな役職を歴任しました。2021年8月に第53代兵庫県知事に就任し、現在はその職務を遂行しています​ (Hyogo Prefecture)​​ (東洋経済オンライン)​。

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