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北朝鮮の若者を危険にさらす「中国から密輸された期限切れ避妊具」

 



北朝鮮は少子化対策の一環として、避妊薬やコンドームの使用を全面的に禁止し、妊娠中絶手術も違法としています。しかし、若者の間では期限切れの避妊薬が闇で取引されていると、咸鏡北道のデイリーNK内部情報筋が報告しています。

この期限切れのピルやコンドームの入手経路は明らかではないものの、中国から廃棄されたものが密輸されているとの見方が有力です。

避妊薬やコンドームを購入する主な顧客は高校生などの若者たちで、情報筋によると、妊娠して中絶手術を受けるには50元(約1110円)以上かかりますが、避妊薬やコンドームを使うことで費用を節約し、妊娠のリスクを減らすことができます。

掻爬手術とは、器具を使って子宮内の胎児や胎盤を取り除く手術ですが、女性に大きな負担をかけるため、世界保健機関(WHO)は吸引手術を推奨しています。しかし、北朝鮮や日本では未だに掻爬手術が行われています。さらに、北朝鮮では妊娠中絶自体が違法であり、問題が起きても誰にも相談できません。

北朝鮮では、婚前交渉は恥ずべきこととされており、高校生は問題が発生しても隠さなければなりません。そのため、避妊に失敗した場合でも、誰にも相談できず、悪徳商人がその状況を悪用して期限切れの避妊薬やコンドームを売りつけるのです。

清津市では、ピルは2錠で1万北朝鮮ウォン、コンドームは1個で8000〜1万北朝鮮ウォンで闇取引されており、主な購入者は高校生や若者です。

商人たちは、使用期限が3〜4年過ぎたものを「問題ない」として売りつけています。若者たちは、期限切れの避妊具が破れるなどして妊娠のリスクが高まることを知りつつも、何も使わないよりはましだと購入していますが、結果的に「無駄金を使った」と後悔することになります。

このような状況により、金儲けを目論む者たちのせいで、若者たちが被害を受けています。




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