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米マクドナルド、5年で価格40%上昇 インフレ問題が顕著に

 




米国のファストフード大手、マクドナルドのジョー・アーリンガー社長は29日、過去5年間でメニューの平均価格が約40%上昇したと発表しました。これは共和党がバイデン政権を批判するために主張した「値上がりに関する不正確な情報」に反論するためでしたが、近年のインフレの深刻さを浮き彫りにする結果となりました。

アーリンガー氏は2019年と2024年の米国内の平均価格を比較し、ビッグマックのセットは7.29ドルから9.29ドル(約1460円)、中サイズのポテトは2.29ドルから3.29ドル(約515円)、10個入りのチキンナゲットは4.39ドルから5.29ドル(約830円)に値上がりしたと述べました。

それぞれの値上げ率は約27%、約44%、約21%で、メニュー全体の平均では約40%の上昇です。アーリンガー氏はこれが「人件費、食材、包装材料のコスト上昇」に関連していると説明しました。米メディアによると、2019年12月以降の消費者物価全体の上昇率は約21%でした。

共和党は今月21日に、バイデン政権が発足した2021年1月以降、ビッグマックのセットは103.5%、中サイズのポテトは167.6%、10個入りナゲットは95.5%値上がりしたとX(旧ツイッター)に投稿しました。これは11月の大統領選に向けてインフレへの不満を煽る意図があり、ネット上で反響を呼びましたが、マクドナルド側は「不正確だ」と反論しました。

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