ポルシェミュージアム、600万人目の訪問者を迎える…『911ターボ』50周年特別展示が7月スタート

 

ポルシェは、ドイツにあるポルシェミュージアムが600万人目の訪問者を迎えたと発表しました。

このミュージアムは、2009年1月31日にシュトゥットガルトのツッフェンハウゼンでオープンし、以来、ポルシェの歴史と魅力を現代的かつダイナミックに紹介しています。ポルシェミュージアムは、世界中のファンが集う場所としてブランドの大使役を担っています。

15年前の開館初日には、館長のアヒム・シュタイスカル氏が訪問者を迎えました。彼は「その日のことは忘れられない。寒い冬の日にも関わらず、長い行列ができていた」と回顧しています。それ以来、600万人もの訪問者がポルシェの歴史と進化を体験してきました。

ミュージアムは毎年進化を遂げ、インタラクティブな展示やユニークなイベントを開催しています。例えば、「サウンドナイト」や24時間レース「ル・マン」期間中の開館などがあります。また、オンラインチケットの導入により、デジタル体験も充実しています。

2024年には『911ターボ』の50周年を記念して、特別展示「Beyond Performance 50 Years of Porsche Turbo」が7月30日に始まります。夏休みプログラムや「エスケープゲーム」など、訪問者が楽しめる多彩なイベントも予定されています。また、シュトゥットガルト郊外で開催される「ソリチュード・リバイバル」やミュンヘンの「MYLEフェスティバル」にも参加する予定です。

さらに、ポルシェミュージアムは「メルセデスベンツミュージアム」との協力も続けており、共通の入場券販売や車両の貸し出しを行っています。今年の欧州選手権でシュトゥットガルトが5試合の会場となるため、特別展示も予定されています。