大谷翔平 6戦ぶり今季12号ソロ 先発復帰2試合目で驚速の一発、本塁打王争いトップタイに浮上

 

【MLB】ジャイアンツ vs. ドジャース（5月14日・日本時間15日／サンフランシスコ）

【映像】大谷、驚異的なスピードで特大の12号ソロホームランを放つ

ドジャースの大谷翔平投手が「2番・DH」で先発出場し、4回の第2打席で今季12号ソロホームランを放ちました。これは6試合ぶりのホームランで、腰の張りから復帰して2試合目にしての快挙です。この一打でナショナル・リーグ本塁打数トップに並び、敵地の観客からブーイングも起きました。

このホームランはスライダーを打ったもので、打った瞬間からホームランと分かる一打でした。打球速度は113.4マイル（約182キロ）、飛距離は446フィート（約136メートル）で、ライトスタンドに届く特大アーチとなりました。

大谷は5月12日（日本時間13日）のパドレス戦で腰の張りにより今季2度目のスタメン落ちを経験しましたが、翌日13日（同14日）にはスタメンに復帰し、5打数2安打を記録していました。

このホームランは5月6日（同7日）の今季11号2ラン以来6試合ぶりで、その前日5日（同6日）のブレーブス戦では9号2ランと10号ソロを連続して放つなど、3試合連続でホームランを打つ活躍を見せていました。その後はホームランから遠ざかっていましたが、今回の一打でコンディションの不安を払拭しました。

また、このホームランはジャイアンツの本拠地オラクル・パークでの初めての一発で、大谷にとってメジャー通算25球場目でのアーチとなり、日本人野手最多記録を更新しました。