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「現場無視の抗議に教員から不満の声」

 



文部科学省が公立学校教員の給与制度について「定額働かせ放題とも言われる枠組みは残る」と説明したことに対し、NHKの報道が一面的だとする抗議文を出した。この抗議に対して現場の教員から反発の声が上がっている。

岐阜県立高校の教諭である西村祐二さんは、抗議文の中で文科省が「定額働かせ放題」という言葉を「一部の方々が用いる」と断じた点について、多くの教員が同じように感じていると指摘。「文科省は実態を知っているはずなのに寄り添わない姿勢に不信感を持った。怒りを超えて呆れている」と語った。

公立学校教員には残業代が支給されず、その代わりに基本給の一部として「教職調整額」が一律に上乗せされる。この制度の下では、学校管理職や教育委員会が労働時間を本気で減らそうとする意識が持ちにくい。西村さんは長時間労働の実態を「定額働かせ放題」と表現し、制度の抜本的な改正が見送られたことに失望している。「文科省にはもう期待できない」と感じている。

また、SNS上でも現職や元教員と思われるアカウントから抗議への反応が多数寄せられている。「現場の教員はみんな同じように感じている」という声や、「この件は学校でも話題になっている。教員のやる気を削いでいる」といった声が上がっている。


 


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